市販の野菜ジュースの多くは、塩分が添加されており、
あまりお勧めできません。
人間用に作られたジュースは、ペットにとっては味が
濃すぎるため、塩分や糖分の摂りすぎにつながります。
また、玉ねぎやニンニクなどの、中毒症状を引き起こす
食品が使われている恐れもあります。
どうしても飲ませたい場合は、塩分を加えない、
手作りの野菜ジュースを与えましょう。
野菜や果実は、ファイトケミカルの力で外敵である害虫や
紫外線から身を守っています。
ただし、甘さやいい香りなどのファイトケミカルも
あるので、すべてが外敵から身を守るためのもの、
という訳ではないようです。
また、下記にファイトケミカルの例をいくつか挙げていますが、
中には、皆さんが良く知るものもあるかと思います。
・アリシン (ニンニク)
・アントシアニン (ブドウ、ブルーベリー)
・イソチオシアネート (キャベツ、ブロッコリー)
・カプサイシン (唐辛子)
・クロロフィル (ホウレンソウ、ブロッコリー)
・ポリフェノール (ブドウ、リンゴ)
・リコピン (トマト、スイカ)
・ルテイン (ブロッコリー、とうもろこし)
・βカロチン (ニンジンなどの緑黄色野菜)
また、「野菜ジュースの色別効果」のカテゴリーでも、
ファイトケミカルの効果を説明している記事があるので、
興味のある方は、こちらも読んでみて下さい。
・クロロフィルについて 緑色野菜ジュースの健康効果
・リコピンについて 赤色野菜ジュースの健康効果 その1
・βカロテンについて 黄・橙色野菜ジュースの健康効果 その1
現代人の多くは、慢性的な野菜不足と言えます。
しかし、野菜の調理には手間がかかり、たくさんの種類を
食べようと思うと、それなりに食費がかかります。
また、忙しい方は外食の機会が多いので、ますます
野菜を摂取することが難しいかもしれません。
そこで、野菜不足の悩み解消を手助けしてくれるのが、
野菜ジュースです。
野菜ジュースなら、手軽に、素早く野菜の栄養を
補給することができますので、特に女性に人気です。