赤色の野菜ジュースのベースとなるトマトには、
脂肪燃焼効果があるということが分かりました。
京都大学河田照雄教授らの研究グループは、トマトの成分から、
脂肪燃焼させる遺伝子の活性化を促す成分「13-oxo-ODA」
を発見しました。
この成分は、中性脂肪を減少させる働きがあり、
メタボリックシンドロームの予防に役立つと考えられています。
河田教授らの研究グループでは、「13-oxo-ODA」を
マウスのエサに混ぜて与える実験を行いましたが、この
マウスに与えた量を人間に換算すると、トマトジュース
200mlに相当するそうです。
つまり、1日3回200mlのトマトジュースを飲めば、
脂肪燃焼が促進されるということになります。
ただし、これはトマト100%のジュースを飲んだ場合での
効果であり、トマト以外の野菜が入ったジュースでは、
その効果は落ちてしまいます。
また、塩分の過剰摂取を避けるため、
食塩無添加のものを選びましょう。