アーカイブ: 2012年5月

伊藤園 「1日分の野菜」

伊藤園が販売している「1日分の野菜」は、

野菜350g使用した、野菜100%の野菜ジュースです。

 

・使用している野菜 (30種)

にんじん、トマト、有色甘藷、赤ピーマン、インゲン豆、

モロヘイヤ、メキャベツの葉、レタス、ケール、ピーマン、

大根、白菜、アスパラガス、グリーンピース、セロリ、

しそ、ブロッコリー、かぼちゃ、あしたば、小松菜、

ごぼう、ゴーヤ、ショウガ、緑豆スプラウト(もやし)、パセリ、

クレソン、キャベツ、ラディッシュ、ほうれん草、三つ葉

 

・その他

レモン汁、水溶性食物繊維、乳酸化カルシウム、

塩化マグネシウム、ビタミンC

 

・栄養成分表

1日分の野菜 (200ml当たり)
エネルギー 75kcal
タンパク質 1.0~2.8g
脂質 0g
糖質 15g
食物繊維 2.3~4.0g
ナトリウム 10~254mg
ビタミンA(βカロテン) 400~1770μg(4720~16600μg)
カリウム 730mg
マグネシウム 44mg
葉酸 6~83μg
ビタミンE 1.0~3.3mg
カルシウム 135mg
0.2~1.0mg
亜鉛 0.1~0.6mg
ビタミンC 50mg
ビタミンK 13μg
ショ糖 0.1~8.7g
リコピン 11mg

 

(2012.5 現在) 

 

同じく、野菜350g、30品目を使用した野菜ジュース、

野菜一日これ一本」 と比較した記事もあるので、

参考にしてみて下さい。

   ↓

1日分野菜シリーズ 成分の比較

 

ピーマンの栄養

ピーマンは、スーパーなどで1年中買うことができますが、

露地栽培では、6~9月ごろに収穫されており、

夏が旬の野菜と言えます。

 

[主な栄養素]

ビタミンC、ビタミンE、ビタミンP、βカロテン、カリウム、

ピラジン(匂い成分)、クエルシトリン(苦味成分)

 

[期待される効果]

動脈硬化の予防、免疫力の強化、美肌づくり、

夏バテ防止、疲労回復

 

 

ピーマンは、ビタミンCが豊富に含まれており、

風邪の予防や、肌荒れの改善、疲労回復効果があります。

 

匂い成分である「ピラジン」は、血液をサラサラにする

働きがあり、脳梗塞や心筋梗塞の予防効果が期待されています。

 

また、ピーマンの苦味は、苦味成分「クエルシトリン」に、

ピーマンの独特な匂いが加わることで感じる、

ということが分かりました。

クエルシトリンには、抗うつ作用、高血圧抑制作用などがあります。 

 

かぼちゃの栄養

かぼちゃは、夏から初秋にかけて収穫されますが、

3、4カ月寝かせることで甘みが引き出されるため、

旬は秋から冬と言えます。

また、貯蔵性が高いため、野菜の少ない冬に

食べることが多かったようです。

 

[主な栄養素]

βカロテン、カリウム、ビタミンC、ビタミンE、

ビタミンB1、ビタミンB2、カルシウム、鉄

 

[期待される効果]

活性酸素除去、動脈硬化の予防、肌荒れ防止、

肩こり改善、冷え性改善

  

 

緑黄色野菜のかぼちゃには、カロテンが豊富に含まれており、

ビタミンAに変化して、肌や粘膜、目を丈夫にする効果や、

免疫力を高める効果があります。 

 

また、カリウムは塩分をナトリウムとして排出する

働きがあるため、高血圧に効果があります。 

 

ビタミンEは血行を促進して体を温める効果があり、

冷え性の方にはオススメです。

 

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