玉ねぎは、全国で栽培されており、保存性も高いので、
一年中、美味しい玉ねぎを食べることができます。
しかし、新玉ねぎについては、春しか食べることができません。
[主な栄養]
糖質、硫化アリル、ビタミンB1、ビタミンB2、
ビタミンC、カルシウム、カリウム
[期待される効果]
疲労回復、動脈硬化の予防、食欲増進、
血栓予防、がん予防、高血圧の予防
辛みや香りの成分である硫化アリルは、
血液をさらさらにする働きがあります。
そのため、血栓ができにくくなり、糖尿病、
高血圧、脳血栓、脳梗塞などの生活習慣病の
予防に効果があります。
また、硫化アリルは、ビタミンB1の吸収を促進する
働きがあり、疲労回復の効果も期待できます。
硫化アリルは、加熱すると成分が変わってしまうため、
サラダなど、生で食べるのがオススメです。
ほうれん草の旬は、冬の11~1月で、この時期のものは、
色が濃く、栄養や甘みが増します。
[主な栄養素]
βカロテン、ビタミンC、ビタミンB群、葉酸、鉄、
カルシウム、マンガン、食物繊維
[期待される効果]
貧血予防、抗酸化作用、緑内障・白内障予防、
動脈硬化予防、便秘解消
鉄、マンガンなどのミネラル類や、ビタミンB群、
ビタミンCなどのビタミン類も多く、栄養価が高い
野菜と言えます。
ほうれん草の代表的栄養素である鉄分は、
貧血の防止に有効です。
また、ほうれん草の赤い根の部分は、マンガンが多く、
カルシウム、マグネシウムとともに骨の形成や
健康維持に役立ちます。