かぼちゃは、夏から初秋にかけて収穫されますが、
3、4カ月寝かせることで甘みが引き出されるため、
旬は秋から冬と言えます。
また、貯蔵性が高いため、野菜の少ない冬に
食べることが多かったようです。
[主な栄養素]
βカロテン、カリウム、ビタミンC、ビタミンE、
ビタミンB1、ビタミンB2、カルシウム、鉄
[期待される効果]
活性酸素除去、動脈硬化の予防、肌荒れ防止、
肩こり改善、冷え性改善
緑黄色野菜のかぼちゃには、カロテンが豊富に含まれており、
ビタミンAに変化して、肌や粘膜、目を丈夫にする効果や、
免疫力を高める効果があります。
また、カリウムは塩分をナトリウムとして排出する
働きがあるため、高血圧に効果があります。
ビタミンEは血行を促進して体を温める効果があり、
冷え性の方にはオススメです。
野菜ジュースは、製造工程で損なわれてしまう栄養素があります。
加熱殺菌の工程では、熱に弱いビタミンCなどが減少し、
野菜の搾りカスを取り除く工程では、多くの食物繊維が
失われてしまいます。
そのため、野菜ジュースを飲んでいれば野菜を食べなくていい、
という訳にはいきません。
野菜ジュースは、野菜不足を解消させるものではなく、
野菜不足の解消を手助けする役割として飲むようにしましょう。
アンチエイジングには、下記のような栄養素が有効です。
・ ビタミンA → 皮膚を丈夫にする作用があり、脂質と一緒に
摂ることで吸収率が上がる
・ ビタミンC → コラーゲンを作る働きがあり、こまめな摂取が
効果的
・ ビタミンE → 抗酸化作用があり、老化の原因となる
活性酸素を除去する若返りのビタミン
・ βカロチン → 緑黄色野菜に多く含まれ、抗酸化作用が高い
・ 食物繊維 → 体内の不要物や老廃物の排出を助ける
・ ルテイン → 活性酸素の原因となる有害な光線を無害化
・ 糖質(炭水化物) → エネルギー源であり、不足すると
筋肉が衰え代謝が低下
・ タンパク質 → 筋肉や皮膚など体づくりで最も重要な栄養素、
不足すると肌荒れや筋力低下
・ 脂質 → ビタミン吸収をサポート、植物性油脂や魚に含まれる
不飽和脂肪酸が良い
・ セレン → 抗酸化作用のある微少ミネラルで、ビタミンEと
一緒に取ると効果的
・ その他 → コラーゲン、システイン、コエンザイムQ10、
ヒアルロン酸、セラミド 等
アンチエイジングに関する栄養素はたくさんありますが、
野菜ジュースを活用し、バランス良く摂取しましょう。