普段の朝食では、少なくとも300~400kcalは
食べていると思います。
しかし、朝食を野菜ジュースに置き換えることで、
200~300kcalほど抑えることができます。
そして、これを毎日続けることで、ゆっくりと無理の
ないペースで痩せることができます。
また、野菜ジュースを飲み、多くのビタミン、ミネラルを
摂取することで、自律神経を活発にし、カロリーを落とし
ながら代謝を上げることができます。
その結果、エネルギー消費が高まり、痩せやすい体へと
変化していくことでしょう。
ただし、せっかく朝の摂取カロリーを減らしても、昼食や夕食で
食べすぎてしまっては意味がありませんので、注意が必要です。
ファイトケミカルは、第7の栄養素として注目されており、
美容や健康への効果が期待されています。
ファイトケミカルのことを、「フィトケミカル」と呼ぶ場合も
ありますが、どちらも同じものを示しています。
また、「フィト」はギリシャ語で植物を意味し、「ケミカル」は
化学物質を意味するため、植物性化学物質とも呼ばれます。
ファイトケミカルは植物の色、香り、辛み、苦味などの
成分から検出されており、その数は10,000種類以上
とも言われています。
ちなみに、第1~5の栄養素は、炭水化物、タンパク質、
脂質、ビタミン、ミネラルで五大栄養素と呼ばれており、
第6の栄養素は食物繊維のことを意味します。
野菜や果実は、ファイトケミカルの力で外敵である害虫や
紫外線から身を守っています。
ただし、甘さやいい香りなどのファイトケミカルも
あるので、すべてが外敵から身を守るためのもの、
という訳ではないようです。
また、下記にファイトケミカルの例をいくつか挙げていますが、
中には、皆さんが良く知るものもあるかと思います。
・アリシン (ニンニク)
・アントシアニン (ブドウ、ブルーベリー)
・イソチオシアネート (キャベツ、ブロッコリー)
・カプサイシン (唐辛子)
・クロロフィル (ホウレンソウ、ブロッコリー)
・ポリフェノール (ブドウ、リンゴ)
・リコピン (トマト、スイカ)
・ルテイン (ブロッコリー、とうもろこし)
・βカロチン (ニンジンなどの緑黄色野菜)
また、「野菜ジュースの色別効果」のカテゴリーでも、
ファイトケミカルの効果を説明している記事があるので、
興味のある方は、こちらも読んでみて下さい。
・クロロフィルについて 緑色野菜ジュースの健康効果
・リコピンについて 赤色野菜ジュースの健康効果 その1
・βカロテンについて 黄・橙色野菜ジュースの健康効果 その1